活動における重点テーマや目標
本企画は、時代とともに変遷する街並みの中で、人々の営みと共に大切にされてきた風景や建築を市民目線で撮影し、記憶に留めようという実験的なイベント。
活動の概要
「人・建築・都市」を100人の参加者がアナログカメラ(写ルンです)で撮影し、後日その写真を展示するイベント。東京駅(2006)、浅草(2007)、東京タワー(2008)、築地(2009)、上野(2010)、深川(2011)、南三陸(2012、2014)、日本橋(2017)、本郷(2018)と回を重ねてきた。2019年と2020年はその集大成として、撮影範囲をオリンピック・パラリンピックを控えた東京都全域(North編、South編)に広げ、指定されたエリア内を参加者が自由に撮影することとした。また様々なバックグラウンドを持つ20人の招待作家に参加してもらい、より多角的な目線の獲得を図る。
活動の特色
2006年から続く継続的な企画でファンが多く、繰り返し参加してくださる参加者が多い。デジタルカメラが主流の現代において、取り直しの利かないアナログカメラ(写ルンです)を使用することでより真剣に風景と向き合い、また100人100様の着眼点や風景の切り取り方で撮られた写真が一堂に会することでその地域を深く探求することができる。毎回、関連イベントとして撮影地やテーマに関連するシンポジウムを行っており、今年も有識者をお招きして計画している。
