活動における重点テーマや目標
生演奏を聴く機会が少ない地域で、一流演奏家のクラシック公演を開催し、上質で贅沢な「ときめくひととき」を全国に届けることで文化振興を支援している。本年度はコロナの影響による昨年度延期分15公演も開催。
活動の概要
【公募】全国の市町村を対象に募集を行い、出演者など公演内容は開催地の希望により決定する。
【公演内容】日本で指折りの声楽家や器楽奏者による本格的なクラシック公演で、必ず出演者本人による楽器説明や曲目解説を行っている。
【料金設定】小学生から一般の方まで、気軽に生の音楽に親しんでもらえるよう、廉価な入場料を設定している。一方、無料公演は行わず、自ら進んで文化芸術に親しむ風土づくりを支援している。
【鑑賞マナーの普及】独自で作成している鑑賞のマナー集を全公演で配布し、来場者全員が堅苦しさを感じず、気持ちよく鑑賞できるように、各地で普及活動を行っている。
活動の特色
【地域に根差した息の長い活動】全国各地の公共施設で、都道府県、市町村、当財団の三者共催により、これまで年間約30回、30年以上公演を継続している。(2021年度末で925回予定)
【地域住民とのさらなる交流】公演とは別に、小中学生への楽器指導や0歳児が参加可能なミニコンサート等、地域住民との交流を深める「交流プラン」の機会を増やしている。
【コロナ禍での新たな取組】演奏を配信するだけではなく、普段見聞きできない演奏家の練習風景や奏法の解説等を、動画「おうちでとくめくひととき」として制作。視聴した人が、コンサートに行って生の演奏を聴いてみたい!と今後の公演につながるよう取り組んでいる。
