• 作品に近づきじっくり観賞する来場者=2019年4月6日、ANA ARENA浦添
  • 沖展会員の作品解説に耳を傾ける来場者=2019年3月23日、ANA ARENA浦添
  • シルクスクリーンのバッグづくりを楽しむ来場者たち=2019年3月30日、ANA ARENA浦添

実施日/実施期間

2020年9月16日~21日(※例年3~4月の展覧会を延期)

実施場所

沖縄県

ANA ARENA浦添(浦添市民体育館)

活動における重点テーマや目標

「沖展」は、70年余積み重ねた伝統と歴史的な歩みの上に各自の作品傾向を尊重し、その進展を期して運営される。展覧会活動を主軸として沖縄の現代美術工芸の創造発展につとめる。

活動の概要

絵画、版画、彫刻、グラフィックデザイン、書芸、写真、陶芸、漆芸、染色、織物、ガラス、木工芸の12部門で構成する 沖縄県内最大の美術・工芸公募展。各部門に会員・準会員をおき、両会員は、主要作品を「沖展」に発表するとともに、同会の維持運営に協力する。一般公募の応募資格は、16歳以上の者で沖縄県内外在住は問わない。審査は各部門の会員があたり、各賞の入賞者、入選者を決定する。審査結果を沖縄タイムス紙面にて発表。春季の展覧会(16日間)にて会員・準会員作品、一般公募の入賞・入選作品を一堂に展示する。

活動の特色

第2次世界大戦後で荒廃した沖縄、沖縄タイムス社は「郷土の再建には文化振興が県民の支えになる」という考え方に立ち、県内の美術関係者の賛同を得て、終戦から4年目の1949年7月、創刊1周年を記念して「沖縄美術展覧会」(第4回から「沖展」と改称)を開催した。当初は、作品を展示できる施設がなく、春休みの期間に小、中、高校の校舎を借りて開催するなど、会場を転々と変えてきたことから「ジプシー展」と呼ばれてきた。第40回展からは浦添市、同市教育委員会の協力で、浦添市民体育館を会場とし、12部門という県内最大の春の美術・工芸公募展として多くの県民に親しまれている。

・・・企業メセナ協議会会員

ジャンル

美術/工芸/生活芸術/デザイン/ファッション/ものづくり

継続活動

(1979年以前 活動開始)