活動における重点テーマや目標
生演奏を聴く機会が少ない地域で、一流演奏家のクラシック公演を開催し、上質で贅沢な「ときめくひととき」を全国に届けることで文化振興を支援している。また共演や楽器指導等を通じて地域交流にも力を入れている。
活動の概要
【安定した実績】都道府県・市町村・当財団の三者共催の公演を、年間約30回、30年以上開催。(2020年度末で897回予定)
【地域交流】公演に付随して小中学生への楽器指導や0歳児が参加可能なミニコンサート等、地域の方々と交流する機会を増やしている。
【ノウハウ提供】開催費の一部助成だけでなく公演には当財団職員が必ず同行し、クラシック公演の運営経験がない開催地でも円滑に準備・開催できるよう、必要なノウハウをオリジナル冊子で提供。今後の事業にも活用できる工夫をしている。
【独自企画】公演内容は、クラシック初心者から愛好家まで親しんでもらえるよう、演奏家と財団職員が独自に企画している。
活動の特色
【公募】全国の市町村を対象に募集を行い、出演者など公演内容は開催地の希望により決定する。
【公演内容】日本で指折りの声楽家や器楽奏者による本格的なクラシック公演で、必ず出演者本人による楽器説明や曲目解説を行っている。
【料金設定】小学生から一般の方まで、気軽に生の音楽に親しんでもらえるよう、廉価な入場料を設定している。一方、無料公演は行わず、自ら進んで文化芸術に親しむ風土づくりを支援している。
【鑑賞マナーの普及】独自で作成している鑑賞のマナー集を全公演で配布し、来場者全員が堅苦しさを感じず、気持ちよく鑑賞できるように、各地で普及活動を行っている。
